プロバイダにはアクセスログ保存義務がない

意外なことに、現行法制度上、プロバイダにはアクセスログの保存が
義務付けられていない。
このことについては秘密の催眠療法 REDLIGHT 漫画のような問題が起きたら
どうするのかという声もいまだに多い。

アクセスログの保存については、平成12年に施行された不正アクセス禁止法
(正式名称:不正アクセス行為の禁止等に関する法律)の起草時、
保存を義務付けるか否かをめぐり、関係省庁、業界団体を中心に
活発な議論が取り交わされた。
特に警察庁は、犯罪捜査の必要性から、
プロバイダによる保存義務付けを力説した。
しかし結局のところ、アクセスログの保存義務が規定されないまま、
不正アクセス禁止法が成立するところとなった。

プロバイダ責任制限法とその総務省令では、身元開示請求しうる情報として、
IPアドレスとタイムスタンプを規定している。